「imperfect」は、社会や環境に配慮しながら美味しいコーヒーやスイーツを提供するカフェです。
このカフェは「生活者だけでなく、世界や社会にもよいもの」をというコンセプトのもと、環境保全や農家の自立を支援しながら生産された原材料を使用しています。
ここでは、各農園の個性が映し出されるシングルオリジンのスペシャルティコーヒーを中心に、その味わいと各地の取り組みを紹介しています。
imperfectの想い
imperfectの創立理念は、「食」に係る社会課題を世界の不完全（imperfect）の一つ捉え、それら社会課題に向き合い、たとえ最初は不完全（imperfect）でも、私たちにできることから取り組んでいく、というものです。これは、単に美味しい食べ物や飲み物を提供するだけでなく、生産者や社会全体にとっても「よい（wellな）」食品を提供することを目指しています。また、売上の一部を原材料生産に関わる農家の人々と協力して、地域社会の問題解決に役立てることも行っています。
imperfectでは、世界各地の農園から選ばれた高品質のコーヒー豆のみを取り扱っています。これは、長年にわたり農園と直接関わり、豆の品質を厳しくチェックしてきたプロたちの努力の賜物です。
imperfectの取り組み
シグネチャーブレンドでは、ブラジルの女性が運営する農園のコーヒー豆を主に使用しています。ローストナッツやキャラメルの風味が特徴で、ミルクとの相性も良いブレンドです。
ブラジルでは、女性のコーヒー産業従事者が直面する収入の低さが課題となっています。この背景にある要因として、ブラジルの女性たちがコーヒー生産に関する教育や適切な農法の教育を得る機会が限られてしまっていることが挙げられます。
「カフェデラス」というプロジェクトを通じて、imperfectは女性たちが農業の知識や技術を学ぶ活動をサポートしています。
世界第２位のコーヒー生産国であるベトナムの農園にはコーヒーの木の苗木を提供し、農家の次世代が農園を継続できるような支援も行っています。
imperfectは、ザンビア、コロンビア、ブラジル、グアテマラなどの各地の農園と協力し、地域ごとの文化や状況に合わせた支援を実施・サポートしています。
例えば、ブラジルでは農園で働く女性の活躍支援や、ザンビアでは井戸や小学校といったインフラ整備を、コロンビアでは水源の保護や再生可能エネルギーの利用、などが挙げられます。
また、グアテマラでは農業従事者の家族も安心できる保育所や医療施設を備えたコミュニティづくりなど、産地によって求められるサポートがあるのです。コーヒーを楽しむ時、味わいだけでなく、これらの生産者のことにも想いを馳せてみると、いつもと違った楽しみ方になると思います。
imperfectのコーヒーラインナップ
こうして作られたコーヒー豆は、「フレーバーホイール」を用いて、それぞれの風味が表現されています。フレーバーホイールとは、コーヒーがもつ特徴（味、香り、食感、色彩等）を表現するツールのひとつです。
このフレーバーホイールをもとに、imperfectではコーヒーの風味を「チョコレート」「ナッツ」「キャラメル」「ベリー」「柑橘系」といった味わいに分類し、各味に応じた色でパッケージをデザインしています。これにより、お客さまは、酸味や苦みだけでなく、各コーヒーが持つ独特で複雑な味わいを意識していただきながら楽しむことができます。
また、imperfectでは、家庭やオフィスでも手軽にスペシャルティコーヒーを楽しむことができるように、ドリップバッグコーヒーもご用意しています。ECサイトからもご購入いただくことが可能で、贈り物としてもご好評いただいています。特におすすめの楽しみ方は、チョコレートとのペアリング。
自分好みのコーヒーとチョコレートを組み合わせることで、更に豊かなコーヒータイムを過ごしてみてくださいね。
