自宅でカフェラテを楽しもう！お気軽レシピとラテアート入門

 

自宅でカフェラテを作れたら、と感じたことはありませんか？

在宅ワークの合間や休日のブレイクに、カフェさながらのコクのあるラテがさっと用意できたら嬉しいもの。

今回は、カフェラテの基本からエスプレッソマシンがなくてもできる作り方、ラテアートのコツや人気のアレンジまで、もれなくご紹介します。

 

カフェラテとは？カフェオレ・カプチーノとの違い

カフェでお馴染みのカフェオレやカフェラテ、カプチーノ。見た目や名前も似ているので、その違いをすぐに説明できる人は意外に少ないものです。

ここではその違いや自宅でのカフェラテの作り方などをわかりやすくご紹介します。

エスプレッソにミルクを加えたイタリアの定番ドリンク

カフェラテ(caffè latte)は、イタリア語で「ミルク入りコーヒー」。エスプレッソの濃厚さをミルクでまろやかに引き立てているのが特徴です。絹のように滑らかな口当たりとビター感のコントラストが楽しめます。

カフェオレとの違い

カフェオレはハンドドリップやフレンチプレスで淹れたコーヒーを使い、コーヒーとミルクをほぼ等量で混ぜるため穏やかな風味に。対してカフェラテはエスプレッソを用いミルクが多めです。コーヒーのコクは強めですが、口当たりはやわらかなんです。

カプチーノとの違い

カプチーノは、エスプレッソに少量のミルクとたっぷりの泡をのせた、ふんわり軽い口あたりのコーヒー。泡が主役で、ふわふわ軽いけれどミルクは少なめです。その分コーヒーの風味は強めに感じることも。仕上げにココアを振るのが定番です。

エスプレッソマシンなしでできるカフェラテの作り方

モカポットや濃いドリップで40ccの代用ショットを作る手順を解説します。

必要な道具と材料

いつものハンドドリップにプラスして牛乳・ミルクフォーマー・耐熱グラスの3点があれば十分

• コーヒー豆（フルシティ〜フレンチロースト推奨）
• 95 ℃前後のお湯
• モカポット、フレンチプレス、または濃い抽出が可能なドリッパー
• 牛乳（無調整）
• ハンドタイプの電動ミルクフォーマー
• 耐熱グラス（350〜500ccぐらい）

コーヒー抽出のコツ

細挽き15g × 抽出40 ccが、苦味とコクのバランスをとりやすく目安にしてみてください。

1. モカポット：粉15gに湯をセットし、中火でゆっくり抽出。濃いコーヒー約40ccができ上がります。
2. ドリップ：粉量を通常の2倍にし、湯量を40cc前後に絞ると、エスプレッソのような濃いコーヒーが抽出できます。

美味しいミルクフォームを作る３つのポイント

最初の10秒はミルクの中にミルクフォーマーを沈め撹拌します。表面にシルクのような光沢が見えれば完成のサイン。

• ミルクを55-60℃に温めます(ミルクが1番甘いと感じる温度です）。
• 10秒ほどミルクの中にフォーマーを沈め攪拌します。
• 泡立ってきたら、耐熱ガラスを傾けて20-40秒ほどフォーマーを上下させます。ミルク表面が艶やかになり、約2.5-3倍の体積になれば出来上がりです。

黄金比1：3.5で注ぐ手順

泡立てたミルク → コーヒー → ミルクフォームの順に重ねると美しいグラデーションに。

1. カップに泡立てたミルクを半量注ぎます。
2. 濃縮コーヒー40 ccを中央からそっと注ぎ、層を作ります。
3. 残りのミルクフォームを載せて完成。ミルクとコーヒーが滲むように混ざり、見た目も楽しめます。
   

＼ミルクと相性の良いシグネチャーブレンド／

はじめての自宅ラテアート入門

つまようじとスプーンで描く、かんたんハート

ストライプから生まれる、幾何学模様のラテアート

チョコレートソースを使ったラテアートも、手軽で楽しいアレンジのひとつです。

カップ中心から細く等間隔の線をチョコレートソースで描きます。続けて、その上をつまようじで同じように等間隔にスッと線を引いていくと、交差した部分に美しい幾何学模様が浮かび上がります。

ふわふわミルクに型で描く、やさしいコーヒーアート

泡立てたミルクの表面に型（ステンシル）を重ね、茶こしでココアをふるだけ。ハートや星、季節モチーフなど市販のものもバリエーション豊富に揃っています。

人気アレンジ：黒蜜きなこ・ラム香る大人ラテ

黒蜜きなこ豆乳ラテ

50℃前後に温めた無調整豆乳120ccを泡立て、モカポットなどで作った濃いコーヒー30ccの上に注ぎます。黒蜜小さじ2を加え、最後にきなこを振れば香ばしさが広がり、ヘルシー志向の方にも人気です。

ラム香る大人ラテ

濃縮コーヒーにラム酒小さじ1を加え、クリーミーなミルクフォームを注ぎます。ほのかな甘い香りが夜のリラックスタイムにぴったりです。

自宅でカフェラテを楽しむ３つのヒント

imperfectのシグネチャーブランドで叶える深煎りのコク

「シグネチャーブレンド」は4つの産地を掛け合わせたスペシャルティグレードの豆をブレンドしています。キレのある苦味がミルクのまろやかさを引き立てます。一杯の「おいしい」が生産地の「うれしい」につながっていく―　そんな時間をぜひ味わってみてください。

お気に入りの器と空間演出

木のトレイにマグを載せ、BGMを流せば自宅でもカフェの雰囲気に。いつもの場所でも、とっておきのカップがあれば、気分も上がります。

スイーツとのペアリング術

ビスコッティに浸したりカカオ70％のチョコレートを合わせると、ミルクの甘みがさらに引き立ちます。甘いものがあるだけで、コーヒー時間も更に長くゆったりと味わえるはず。

まとめ

丁寧に淹れた一杯は、在宅ワークの気分転換や休日の朝にぴったりです。豆選びに迷ったら、まずはミルクと好相性の深煎りを。今日からおうちラテを楽しみませんか？