• TOP
  • ブログ
  • アースデイとは? 〜地球環境に意識を向ける日〜

アースデイとは? 〜地球環境に意識を向ける日〜

pixta_91628767_Mhttps://pixta.jp/photo/91628767

 

アースデイ(Earth Day)は、毎年4月22日に「地球環境について私たち一人一人が考え、行動する日」とされています。

環境問題への意識を高めることを目的として制定され、国籍や信条を問わず、誰もが自由に参加できる国際的な取り組みの日です。

目次
アースデイ誕生の歴史・背景 〜地球環境に意識が向かいだした1960年代、1970年代〜
  • アースデイと環境意識の高まり 〜2000万人が動かした歴史〜
  • 日本におけるアースデイ 〜銀座の歩行者天国誕生との関わり〜

日本におけるアースデイ 〜銀座の歩行者天国誕生との関わり〜

imperfectの活動:おいしいコーヒーやチョコレートなどの商品を通じて、サステナビリティをより身近に

アースデイ誕生の歴史・背景 〜地球環境に意識が向かいだした1960年代、1970年代〜

pixta_107371769_M

アースデイが誕生したのは1970年。アメリカのG・ネルソン上院議員が「地球環境のための日が必要だ」と提唱したことによって始まったとされています。

以前からアメリカでは、環境に対する意識改革が進んでいましたが、当時の関心は特定地域の問題や公害に限られていました。

しかし、1968年12月24日、アポロ8号の宇宙飛行士が月から昇る地球の姿「アースライズ(地球の出)」を撮影したことをきっかけに、地球全体を「ひとつの生命圏」として捉えようという動きが起こります。

アースデイ誕生の背景には、1962年に出版されたレイチェル・カーソンの『沈黙の春』も深く影響していると言われています。『沈黙の春』を通して、農薬による生態系への悪影響が広く知られるようになり、人々の環境への意識を少しづつ変え始めました。

アースデイと環境意識の高まり 〜2000万人が動かした歴史〜

アースデイの最初の年である1970年には、全米で約2000万人がアースデイのイベントに参加し、地球環境に対する関心を示しました。

当時のアメリカ史上最大級の市民運動となり、アメリカにおける環境保護庁の設立や、環境関連の法律の制定にも影響を与えたと言われています。

日本におけるアースデイ 〜銀座の歩行者天国誕生との関わり〜

日本でもアースデイの取り組みがあります。例えば、東京・代々木公園で開催される「アースデイ東京」では、環境保護に関するトークショーやワークショップ、エコ製品の展示販売などが行われ、多くの人が環境について学ぶ機会となっています。

また、銀座の歩行者天国はアースデイが起源ともなっていると言われています。

アメリカでのアースデイの動きを受け、銀座でも自動車のボイコット運動が始まりました。

1970年代当時は、自動車の普及で交通渋滞や交通事故、排ガスによる環境悪化の問題に注目が集まっていました。自動車のボイコット運動をきっかけに、銀座の歩行者天国が誕生しました。

アースデイにできること 〜小さな行動が生む大きな変化〜

pixta_60557905_M

アースデイには、特定の形式やルールはありません。

 森林や公園で自然の大切さを実感することや、周辺地域のごみ拾いを行うことなど様々な方法があります。環境問題について、SNSやブログで情報を発信してみたり、環境保護団体へ少額の寄付をする方法もあります。

imperfectの活動:おいしいコーヒーやチョコレートなどの商品を通じて、サステナビリティをより身近に

imperfectでは、「あなたの『おいしい』を、だれかの『うれしい』に。」を目標に掲げ、社会的・環境的価値の高い取り組みを通じて生産されたコーヒーやカカオ、ナッツなどの素材を使用し、お客さまにおいしく召し上がっていただく商品を取り揃えています。

お客さまからお預かりした売上の一部を活用してプロジェクトを実行しており、2025年は「環境」「教育」「平等」をテーマとしています。

例えば「環境」プロジェクトはガーナのカカオの森の自然環境を保全するというようなものです。(詳しくはリンクをご確認ください。)

おいしさだけではなく「人」にも「環境」にもやさしいコーヒーを味わいながら、地球の環境に意識を向けてみませんか?