チョコレートがつなぐ、ガーナの森と私たちの未来。2026年度「Do well by doing good.投票」テーマ:環境
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imperfectでは、世界の食と農を取り巻く社会課題の解決を目指す「Do well by doing good.(いいことをして、世界と社会をよくしていこう)」という活動を続けています。
その Do well by doing good. 活動の一環として、私たちが生産地で実行するプロジェクトを皆さまの投票によって一緒に決める「Do well by doing good.投票」。第8期(2026年度)の投票期間がスタートします。
投票の候補として掲げているテーマは、
①環境
②教育
③平等
の3つ。
本記事では、その中の1つである①環境をテーマとしたプロジェクトについてご紹介します。
「Do well by doing good.投票」とは?
具体的なプロジェクト内容をお話しする前に、まずは「Do well by doing good. 投票」の想いと仕組みについてご説明させてください。
私たちimperfectはブランド・ミッションに「The world is imperfect, so do well by doing good. 不完全なこの世界。だから、いいことをして世界と社会をよくしていこう。」を掲げています。
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「The world is imperfect, so do well by doing good. |
そして「Do well by doing good.投票」はその想いを体現したものの1つ。
私たちimperfectが商品に使用する主な原材料であるコーヒー豆、カカオ豆、ナッツ類等は、生産者の暮らしや働く環境の改善・自然環境の保全に向けた取り組みをサポートしながら生産されています。
加えて、よりよい生産を広げることを目指し、生産者と共に新たなプロジェクトを実施しています。
「Do well by doing good.投票」の特徴は、imperfectの商品をご購入いただいたお客さまと一緒に、よりよい未来をつくっていく仕組みにあります。
売上の一部を活用
お客さまからお預かりした売上の一部を、生産地での活動資金に充当いたします。
お客さまの投票で実行するプロジェクトを決める
商品をお手に取っていただいたお客さまに、ご提示する候補の中から、最も応援したいプロジェクトへの投票をお願いしています。
そして、1 年間で最も票数をいただいたプロジェクトをお客さまに代わり実行いたします。
2026 年の「Do well by doing good.投票」。候補の 1 つは「環境」をテーマに掲げ、カカオの故郷であるガーナで実行する“カカオが育つ森を守るプロジェクト” です。
チョコレートの故郷、ガーナと私たちのつながり

私たちが日々楽しんでいるチョコレートですが、その主原料であるカカオの多くが、西アフリカにあるガーナで作られていることをご存じでしょうか。
日本においても、全体の7~8割のカカオを、ガーナから輸入しています。
しかし、そのガーナのカカオ農園では現在、少しずつ環境が変化し、ガーナの森やカカオの生産にまつわる課題が生じています。
豊かな森が減っている?カカオ農園で今起きていること
かつて、カカオはガーナの小規模農家により、自然の森と共生する形で栽培が行われていました。
しかし近年、世界中でチョコレートの需要が高まるなかで、カカオ農園の姿は変わりつつあります。
カカオ農家の方々はチョコレートの需要に応えようと、より多くのカカオを収穫するため を工夫を重ねてきました。
その結果、限られた面積での効率的な収穫を目指したことで、農園から他の樹木を取り除き、カカオの木だけを密集させて植える「単一農園化」が広がっていきました。
「単一農園化」はカカオの生産性を高めるための工夫の結果でしたが、農園内の多様な樹木が以前よりも減少したことで、カカオの木への日照バランスが変化しました。
適度な日陰を好むカカオの木にとって、直射日光の照射量が適切ではない状態となってしまったのです。
カカオの木は直射日光を受け、葉の一部が枯れている状態に。
直射日光の照射量のバランスが崩れると、農園では、以下のようなことが起こります。
直射日光でカカオの生育に影響が生じる
過度な直射日光の照射量のもとでは、カカオの葉が枯れてしまったり、病気に弱くなったりします。
土地の乾燥
日陰を作る背の高い木がなくなると、太陽の熱で土の水分が蒸発しやすくなります。過度に土地が乾燥することで、本来の肥沃な土壌のバランスが崩れることにつながります。
ガーナの森の豊かな土壌が失われ、加えて、カカオの栽培量が減少することで、カカオ農家の方々の収入の安定に影響を及ぼす可能性が生じてしまうのです。
カカオを育むガーナの森を再生する
これらの課題を解決するために、私たちimperfectはガーナのカカオ農園と農家の方々と共に森の再生とカカオ収穫量を増やすためのサポートを行います。
それが、2026年度の「①環境プロジェクト」の候補としているカカオ農家との取り組みです。
アグロフォレストリー(森林農業)農法によるアプローチ
アグロフォレストリーとは、「農業(Agriculture)」と「林業(Forestry)」を組み合わせた言葉で、日本では「森をつくる農業」とも呼ばれています。
アグロフォレストリー農法:
カカオ以外にも多様な品種の樹木を植え、自然林に近づけている。
カカオ農園に多様な樹木を取り戻し、自然の力を活かした持続可能な生産体系を再構築するため、カカオの苗木と一緒に、その土地に元々あった多様な種類の樹木を計画的に植えていきます。
カカオの生育環境を整えるシェードツリーを植樹
シェードツリーとは、カカオを直射日光から守る、カカオの木より背の高い木々のこと。適切な日陰を作り、カカオが育つのに最適な心地よい温度と湿度を保ちます。
日光や風にさらされ続けたカカオは寿命が 25~30 年と短くなってしまいますが、快適な環境下で育成されるカカオの木の寿命は、通常 50〜80 年ほどになると言われています。
シェードツリーを植えカカオを健康的に育て、その寿命を延ばすことにより、カカオの生産量の増加が見込めます。
植樹だけではなく、農家の方々に対する農業教育や苗床の管理のサポートも
農家の方々が自ら持続可能な営農ができるよう、剪定や肥料の知識を伝える農業教育や、苗を育てる「苗床」の管理サポートも行います。

この取り組みがもたらす、サステナブルな循環
これらのアクションの先には、カカオの収穫量の向上に伴う農家の方々の暮らしの向上のみならず、土壌の生物多様性の回復、そして地球環境にまで及ぶポジティブな変化が見込まれています。
具体的には—
土を健やかに育む
カカオの木だけではなく、多様な樹木が深く根を張ることで土壌がしっかりと支えられ、大雨などによる農地の流出や浸食を防ぎます。落ち葉は分解されることで豊かな有機物となり、「天然の肥料」として土に還ります。
生物多様性の回復
かつての森林に近い環境を再現することで、微生物を始めとした鳥や昆虫などの多様な生物が戻り、農園全体の生態系バランスが整います。
カカオの収量安定と農家の方々の収入安定
栽培環境が改善されることで、カカオの収穫量や品質が安定し、農家の方々の持続的な収入増加につながります。
気候変動への貢献につながる二酸化炭素の吸収
成長した木々が増えることで二酸化炭素の吸収が進み、気候変動を和らげる役割も果たします。
imperfectが目指すのは、カカオを守ることだけではありません。
自然の力を活かして農園を再生させることで、農家の方々の収入を安定させ、未来にも「おいしい」を繋いでいける環境を育んでいきたいと考えています。
あなたの選択が、世界と社会をよくする力に

2026年度の「Do well by doing good. 投票」候補の1つである「環境」プロジェクトについてご紹介しました。
みなさまの選択が、世界と社会をよくする一票になる。「Do well by doing good.投票」は、だれもが気軽に参加できる仕組みを目指しています。
imperfectの商品をご購入いただくと、店舗ではカウンターにて、オンラインストアではご購入後の画面にて、投票にご参加いただくことができます。
ぜひ、imperfectの商品をお楽しみいただくとともに、投票にもご参加いただければ嬉しいです。
あなたの「おいしい」を、だれかの「うれしい」に。