自宅でカフェラテを作れたら、と感じたことはありませんか?
在宅ワークの合間や休日のブレイクに、カフェさながらのコクのあるラテがさっと用意できたら嬉しいもの。
今回は、カフェラテの基本からエスプレッソマシンがなくてもできる作り方、ラテアートのコツや人気のアレンジまで、もれなくご紹介します。
目次
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カフェラテ(caffè latte)は、イタリア語で「ミルク入りコーヒー」。エスプレッソの濃厚さをミルクでまろやかに引き立てているのが特徴です。絹のように滑らかな口当たりとビター感のコントラストが楽しめます。
カプチーノは、エスプレッソに少量のミルクとたっぷりの泡をのせた、ふんわり軽い口あたりのコーヒー。泡が主役で、ふわふわ軽いけれどミルクは少なめです。その分コーヒーの風味は強めに感じることも。仕上げにココアを振るのが定番です。
モカポットや濃いドリップで40ccの代用ショットを作る手順を解説します。
いつものハンドドリップにプラスして牛乳・ミルクフォーマー・耐熱グラスの3点があれば十分
細挽き15g × 抽出40 ccが、苦味とコクのバランスをとりやすく目安にしてみてください。
最初の10秒はミルクの中にミルクフォーマーを沈め撹拌します。表面にシルクのような光沢が見えれば完成のサイン。
泡立てたミルク → コーヒー → ミルクフォームの順に重ねると美しいグラデーションに。
\ミルクと相性の良いシグネチャーブレンド/
チョコレートソースを使ったラテアートも、手軽で楽しいアレンジのひとつです。
カップ中心から細く等間隔の線をチョコレートソースで描きます。続けて、その上をつまようじで同じように等間隔にスッと線を引いていくと、交差した部分に美しい幾何学模様が浮かび上がります。
泡立てたミルクの表面に型(ステンシル)を重ね、茶こしでココアをふるだけ。ハートや星、季節モチーフなど市販のものもバリエーション豊富に揃っています。
また牛乳パックなどを再利用して自分で作るのもおすすめです。適度な厚みがあって切りやすく、好きな形にくり抜けば、オリジナルのコーヒーアートが手軽に楽しめます。50℃前後に温めた無調整豆乳120ccを泡立て、モカポットなどで作った濃いコーヒー30ccの上に注ぎます。黒蜜小さじ2を加え、最後にきなこを振れば香ばしさが広がり、ヘルシー志向の方にも人気です。
濃縮コーヒーにラム酒小さじ1を加え、クリーミーなミルクフォームを注ぎます。ほのかな甘い香りが夜のリラックスタイムにぴったりです。
「シグネチャーブレンド」は4つの産地を掛け合わせたスペシャルティグレードの豆をブレンドしています。キレのある苦味がミルクのまろやかさを引き立てます。一杯の「おいしい」が生産地の「うれしい」につながっていく― そんな時間をぜひ味わってみてください。
木のトレイにマグを載せ、BGMを流せば自宅でもカフェの雰囲気に。いつもの場所でも、とっておきのカップがあれば、気分も上がります。
ビスコッティに浸したりカカオ70%のチョコレートを合わせると、ミルクの甘みがさらに引き立ちます。甘いものがあるだけで、コーヒー時間も更に長くゆったりと味わえるはず。
丁寧に淹れた一杯は、在宅ワークの気分転換や休日の朝にぴったりです。豆選びに迷ったら、まずはミルクと好相性の深煎りを。今日からおうちラテを楽しみませんか?