お菓子づくりのレシピを見ているときや、焼き菓子について調べているとき、ふとこんな疑問を持つことはありませんか?
「レシピにはアーモンドプードルってあるけれど、目の前にあるのはアーモンドパウダー……これでもいいのかな?」
「そもそも、この2つに何か違いはあるの?」
この呼び方の違いは迷ってしまうポイントかもしれません。
結論から言うと、アーモンドプードルとアーモンドパウダーは全く同じもの。違いは「言語」のルーツで、どちらも生のアーモンドを粉末にしたものです。
アーモンドプードル:プードル(poudre)はフランス語で粉末のこと。
アーモンドパウダー:パウダー(powder)は英語で粉末のこと。
お菓子作りの本場であるフランスのレシピや、こだわりの強い製菓材料店では伝統的にプードルと書かれることが多く、その一方で一般的なスーパーや輸入食品店では、より馴染みのある英語のパウダーと書かれることが多いようです。
製品を選ぶ際に注目したいのは、皮がついているかどうか。レシピに指定がない場合は、作りたいお菓子のイメージに合わせて選んでみましょう。
| 特徴 | 皮なし(ブランシール) | 皮つき(ナチュラル) |
| 見た目 | 色が白く、仕上がりがきれい | 茶褐色の粒が混じり、素材感が残る |
| 味わい | 上品で、繊細な風味 | アーモンド本来の力強い香りとコク |
| おすすめ | マカロン、色の白い焼き菓子など | タルト生地、素朴なクッキーなど |
なぜ、小麦粉だけでなくアーモンドプードルを加えるのでしょうか。お菓子がおいしく変わるのには、ちゃんとした理由があります。
グルテンがないから生まれるサクサク感
小麦粉は水分を加えて練ると「グルテン」という粘り成分が出ますが、アーモンドにはこれが含まれていません。小麦粉の一部をアーモンドプードルに置き換えることで、生地にサクサクとした心地よい歯切れの良さが生まれます。
質の良いオイルがもたらすしっとり感
アーモンドには質の良いオイルがたっぷり含まれています。お菓子作りにプラスすることで、この油分が生地の乾燥を防ぎ、焼き上げた翌日もしっとりとしたおいしさを保ってくれます。
味に深みを出すリッチなコク
バターや砂糖だけでは出せない、ナッツ特有の香ばしさと深いコクが加わります。これが、まるでお店のような本格的な味わいにつながるのです。
アーモンドプードルがどのようにお菓子の中で活躍しているのか、代表的な3つのお菓子を例に見ていきましょう。
フィナンシェの特徴である、濃厚なナッツ感は、生地の大部分にアーモンドプードルを使用することで生まれます。
バターの風味とアーモンドの香ばしさが融合し、外側はカリッと、内側はジュワッとした独特の食感に。
マカロン特有の、繊細でなめらかな表面、中はしっとりモチッとした絶妙な食感は、メレンゲとアーモンドプードルのバランスによって作られています。
マカロン作りでは粒子の細かさが重要で、サラサラのアーモンドプードルを使用することが、表面をツヤツヤに焼き上げるコツ。
アーモンドプードル、バター、卵、砂糖を同量ずつ混ぜ合わせたアーモンドクリームは、タルトにボリュームとコクを与えます。
焼成中にアーモンドプードルの油分がタルト生地に染み込みすぎるのを防ぎ、かつフルーツの水分を受け止めるクッションの役割も。
サクサクの土台と、リッチなクリームの層。このコントラストはタルトの醍醐味です。
お菓子に魔法のような食感とコクをくれるアーモンド。
実を結ぶためにはミツバチによる受粉のサポートが欠かせないこと、しかし現在、ミツバチの減少が課題のひとつとされていることをご存じでしょうか?
imperfect は、カリフォルニア州でアーモンド農家向けの、養蜂プロジェクトを実施し、ミツバチの生育環境を整えつつ、継続的な養蜂トレーナーの養成プログラムを推進し、おいしいアーモンドの持続的な生産につなげています。
そんな想いの詰まった、サステナブルなアーモンドプードルを贅沢に使ったimperfect自慢のお菓子をご紹介します。
カレ・ド・サブレ
バターの香りと香ばしさを極めた、四角い形のサブレです。
こだわりの食感と2つの味わい
低温でじっくり焼き上げることで、リッチな「サクッ、ホロッ」とした食感に仕上げています。 バター香る「プレーン」と、コク深い味わいの「ほろにがココア」の2種の味わいがあり、一口食べれば虜になるおいしさ。
ギフトにも
大切な方へのギフトや、おもてなしの特別なお菓子、そして頑張る自分へのご褒美にもぴったりな一品です。
LOVE FLOWER BITES(2026 年バレンタイン)
“LOVE OURSELVES(わたしたちを愛そう)”というテーマを込めた、チョコレートクッキーサンドです。自分自身、周りの大切な人、そして生産者の方々までを“OURSELVES(わたしたち)”と考え、みんなが幸せになれるような想いを込めています。
素材のこだわり
卵や小麦粉を使わず、米粉とアーモンドプードルで仕上げたサクほろ食感が特徴。
濃厚なチョコレートガナッシュとの一体感ある組み合わせにこだわりました。
※製造工場では小麦・卵を含む製品を製造しています。
2 種の味わい
さわやかでミルキーな甘さの「レモンホワイトチョコレート」と、スパイス香るココア生地が濃厚なチョコレートとマッチする「シナモンチョコレート」の2つの味わいが楽しめます。
産地のストーリー
ガーナの森を再生して育てるカカオや、ミツバチを守り育んだアーモンドなど、素材の背景には大切なストーリーがあります。アシンメトリー(左右非対称)な花のかたちも他にはない魅力です。
アーモンドプードルとアーモンドパウダー。呼び方の違いはあっても、どちらもお菓子を魔法のようにおいしくします。
アーモンドを使ったお菓子を食べるとき、ぜひその「おいしさ」の背景にあるストーリーにも想いを馳せてみてはいかがでしょうか。